クリスマスを楽しみましょう。
サンタさんのいたずらっこリスト
もうすぐクリスマス。でも、サンタさんの「いたずらっこリスト」に名前がのっている子にプレゼントは届かない。サンタさんの息子ピーターもそのひとり。「いたずらっこもプレゼントがもらえればいいのに…」。 「いたずらっこリスト」から外してもらおうと成長していく子どもたちを描いた絵本。ともすれば教育的な内容になりがちだが、軽快な文章とイラストがそのにおいを消している。「リサとガスパール」シリーズの翻訳などで知られる石津ちひろの訳も、読んでいて心地いい。そしてイラストのユーモラスさが何といってもこの絵本の魅力。トナカイがラグに寝そべってテレビを見ていたり、野原を闊歩(かっぽ)する得体の知れない動物がいたり。壁の落書きや散らかったおもちゃなど、ページの隅々にまで描き込まれたイラストは、何度見ても新しい発見がある。子どもと一緒にページをめくる大人もワクワクしてくる、そんなクリスマス絵本である。(小山由絵)
子ども達には、大問題!? |
我が家の子ども達が、幼稚園・小学低学年の時に、購入しました。
効果は、絶大。
まだまだサンタを信じている子ども達は、日頃の自分の悪行にドッキリし、これを読んでからは、いい子になろうと必死です。
すぐに忘れてしまうけどね。
クリスマスの前には、この本を読んで、ドキドキしているようです。
絵もお話もとにかくかわいい |
サンタ一家のクリスマスのお話。一年間のいたずらの数といい事の数を数えて、いたずらの数の方が多ければプレゼントがもらえない決まりになっているという、子供が思わず引き込まれてしまう絵本です。主人公のピーターのとっても子供らしい発想や、次々に出てくるいたずらっこに思わずにっこりです!