クリスマスを楽しみましょう。
12月通り 25番地
とても想像力が刺激されるタイトルですが |
主人公はプレゼントをさがすひとりの女の子。
しかし、相手にぴったりの贈り物がなかなかみつからず、
何週間後かにたどりついた所がタイトルの場所という設定です。
そこは不思議な玩具屋で、ありとあらゆるものが揃っており、
ついに探し続けていた贈り物をみつけることになりますが…
ぼくは、クリスマスストーリーを味わう上で『暖かい奇跡の演出度』を
一つのバロメーターとして評価しています。
そんな観点からみると、本書の中で起こる奇跡は今ひとつの感でした。
女の子がそこまでして求めつづけた贈り物の重みをもっと
共感できるように描いて欲しかったです。