クリスマスを楽しみましょう。
ナザレの少年―新約聖書より
美しいデッサンと聖書の言葉をクリスマス理解の一助に |
カトリック彫刻家の故舟越保武さんのデッサンと、聖書からの引用(すべて引用カ所を明記!)で構成された、キリスト誕生の物語。
幼いマリア、処女懐胎時のマリア、イエスの母となったマリアの像がそれぞれに美しい。
イエス誕生で「めでたいめでたい」と終わるのではなく、イエスの誕生によって子を殺され悲しむ母親、年老いた女預言者をも描き、イエスが12歳になるまでをたどる。(この後イエスの公生活が始まる)
この流れは、カトリックの「ロザリオの祈り」の1つめにあたる「喜びの玄義」でも唱えられる。
クリスマス理解の一助に、恋人同士、子どもたち、家族への贈り物にふさわしいと思う。