クリスマスを楽しみましょう。
ウェールズのクリスマスの想いで
少年時代のクリスマス |
20世紀初期に活躍したウェールズ生まれの詩人、ディラン・トーマスがユーモアたっぷりに語る少年時代のクリスマスの想い出。ウェールズへの愛着が強かった彼の思いが伝わってきます。
雪合戦に明け暮れる少年たち、ウェールズ独自の文化が仄見えるクリスマスのテーブル、読んでいて思わず仲間入りしたくなるぐらいに楽しいクリスマスの風景が繰り広げられています。また、エドワード・アーディゾーニの絵も、懐かしい思い出にぴったりマッチしていて、とても素敵なクリスマス絵本に仕上げています。ちなみに訳されたのは、『赤毛のアン』など数多くの外国文学を手がけられた村岡花子さんのお孫さんである村岡美枝さんです。