バレエ教室（子供のおけいこ）

二枚組みのアルバムです。
一枚目にはくるみ割り人形の序曲〜第二幕・各国の踊りと
ギゴーニュおばさんと子供たちの踊りまでが収録されており、
二枚目には花のワルツ〜眠りの森の美女から数曲が収められています。
くるみ割り人形は全曲収録されているのですが、収録の仕方に不満があります。
というのも、各国の踊り（スペインのチョコレート、アラビアのコーヒー、中国のお茶、
ロシアのトレパーク、フランスのあし笛）とギゴーニュおばさんと子供たちが“一曲”として収録されており、
この13曲目は12分強のトラックになっています。
また、2枚目のCDに収録されている王子と金平糖のグラン・パ・ド・ドゥも、
アダージオ、王子のヴァリ、金平糖のヴァリ、コーダの4曲全てを繋げて一つのトラックとしています。
なぜこんな収録の形にしたのか疑問です。
ふと、「あ、何となくあし笛の曲が聴きたい」と言う時にサクっと目当ての曲が出てこないので不便です。
眠りの森の美女はというと、
序奏
ローズ・アダージオ
長靴を履いた猫と白い猫
パノラマ
第一幕二場の花のワルツ
の5曲のみとなっています。
曲の速さはやはりと言うべきか、踊る為のスピードではありません。
（逆に踊る為の速さだったら、間延びして聞いていられないのでは・・）
恐らくローズアダージオのオーロラ姫は、
アティチュードバランスが楽なはずです。
演奏については私は素人なので詳しくはコメントできませんが、
あのクリスマス独特の高揚感や焦燥感の様なもの、
また観劇に行った時の幕開きまでの期待感、プリマバレリーナ登場の華々しさなどは充分伝わってきます。
特にくるみ割り・・の『冬の松林』、『雪のワルツ（アメリカ少年合唱団のコーラス付き）』は素晴らしいと思います。