チャイコフスキー : バレエ組曲「眠りの森の美女」作品66a
カラヤン美 |
カラヤンらしい美しさに仕上がっています。楽器の音色がはっきりと聴きとれ、完璧な美しさに仕上がっています。くるみ割り人形は特にすばらしく、この曲のカラフルな音楽美が完全に引き出されていると思います。
チャイコフスキーの3大バレエが上手く抑えられていますので、クラシック初心者にもぴったりです。
オススメ!!
カラヤン得意の分野 |
カラヤンなこれらの組曲をフィルハ−モニア管弦楽団、ウィーン・フィルとも録音しています。テンポ、録音会場の残響など、文句なく美しい演奏です。とくに劇的な表現は他の追随を許しません。また、花のワルツのテンポがカラヤンの録音のなかで一番心地よいです。
すごい。 |
私は、全くのアンチカラヤンであった。(あの,音楽を無理やり重く作ろうとしているのが,手にとるように見えるのが、どうも私とはあわない。)が、これははじめて、カラヤンってすごいじゃん。って思ったCDである。
この三作の中でも、特に有名な白鳥の湖、まあ誰でも知っているあのチャイコフスキー独特の旋律美と、センチメンタリズムが、ふんだんにいかされた名曲である。であるから、本当に上手い演奏を聞いて欲しのだ。
カラヤンがこの録音以前にウィーン・フィルとのこしたものよりも、格段に曲が完成されていると思う。まあ何でも良いから,白鳥の湖の最終情景を聞いてみてくださいよ!ほんとうまいっすから、鳥肌立つばかりじゃなく、涙でそうになりますよ。金管がすごいんですよ!!ペットからホルンからトロンボーンから,バストロからすべて、あの咆哮は絶対誰にも真似できないね。重厚なのに重過ぎず,鳴っているのにバリバリいわない、あんな音は何処から出てくるものか・・・。ほんとすごい・・・。ただ、金管の咆哮に溺れることなく、弦楽器もすばらしい、一般にカラヤンが,オケに輝きだけでなく、艶をもたせたと言うが,まさにそのとおり!弦もすごい充実してんですよねー。
まあとにかく聞いてください,最終情景だけでも・・・。