ベルガンサ(テレサ)
ストラヴィンスキー : バレエ<春の祭典>
春の祭典が決め手 |
火の鳥、ペトルーシュカ、春の祭典は、興奮します。
決め細やかな指揮ではなさそうですが、すべての楽器がいきいきとしています。
ただ、ちょっとダークな感じがして、表情がかたい感じです。
「カルタ遊び」は、全体としてまとまりがあり、ストラヴィンスキーの思想にも反していなくて、わりとよい。
ただ、「プルチネルラ」が、すべての楽器が剥き出しで、かといって乱暴でもない、微妙な良くも悪くもない演奏となっています。
アバドの個性は十分に出ていると思います。
アバドを知りたい人は、ぜひ聴くとよい一枚です。