熊川哲也
Bolero
個人的にはあまり・・。 |
〜期待して買いましたが、個人的には正直がっかりでした。私はこのプティのボレロの振り付けは、好きではないです。見せ場はいったいどこ?ボレロ独特の盛り上がっていく躍動的なラストは?好き嫌いが分かれると思いますが。ベジャールのボレロがあまりに素敵なので、これはかなり見劣りしてしまいます。それにこの内容でこの価格ははっきりいってありえません〜〜。〜
さすが個性派の踊りでした |
有名なボレロのダンスが見たくて買ってしまいましたが、何しろ、あのローラン・プティ振付ということで興味津々で見ました。個人的にはオーソドックスなベジャールの方が好きですが、日本人の熊川・・・という点では、おもしろい振付だと思います。まさか逆立ちまでするとは(汗。バレエ?だよね。
熊哲ファンでなければ |
長々とインタビューが続いた後に始まる演技は短く(ボレロだけならそれはそうだろうけど)、この価格はコストパフォーマンスが悪すぎる。
熊哲の踊り、ローランプティの振付は確かに素晴らしいが、ジョルジュドンとベジャールのボレロで味わった感動を考えると、コストのことを差し引いても、4つ以上の星をつける気になれない。
ブラボー! |
この作品は、この値段なのにわずか36分しか本編尺が無い!というハンデを背負っている(?)、にもかかわらずかなり充実感が味わえる。
小憎らしいまでの熊川の語りと、その語りを裏付ける踊り。
プティとのコラボが昇華した傑作じゃないかしらん。
ボレロという日本人には馴染み深い曲が、熊川の手にかかると、ラストまで瞬きが出来ない状態である。
芸術家の飽くなき欲求と表現を、短い時間ながらに、まざまざと見せつけられたと言っても過言ではない…と私は思う。