ミラノ・スカラ座バレエ団
「エクセルシオール」全幕
華やかなのですが |
[光]役のマルタ・ロマーニャはスタイルよく体も柔らかく、今っぽいダンサーで観ていて楽しいです。ロベルト・ボッレもそう。ただ[分明]のイザベル・シアボラは貫禄は十分なのですが、グランパドドゥは彼女でなくてはならなかったのか、ちょっと残念です。ストーリーもあるようでないので、バラバラした感が拭えず、映像としては退屈してしまうところもありますが、今20代の一番美しいロベルト・ボッレが映像として残ったということで、おまけ。
恋愛が絡まないバレエ! |
知性の象徴である「光」が、無知の象徴である「闇」と戦いながら
人間の文明の発展を助けていくというもの。
恋愛が一切絡まないというあたりが、バレエ作品では実に珍しいです。
舞台装置や衣装も良く出来ていて、観ていて飽きません。
オリンピックの開会式の様なアポテオーズは、感動もの!
「文明」のイザベラ・シアボラが、いまひとつだったので星1つ減点。