バレエ教室（子供のおけいこ）

???ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴのダンサーとして飛躍のときを迎えたライは、ナイトクラブでのバイトで知り合ったジョシュと恋に落ちる。新作ではソロを任され、充実の日々を送る彼女。しかし、思いがけないアクシデントに見舞われる…。
???華やかなバレエの世界に生きるダンサーたちのハードな日々を、数人のダンサーにスポットをあてて見せていく。ネーブ・キャンベル、マルコム・マクダウェル、ジェームス・フランコなどスター俳優が出演しているとはいえ、ダンサーの中で役者なのはネーブのみ。ほかのメンバーは現役のダンサーたちというリアリティにこだわった作品だ。彼らのバレエに束縛される日々はじつに過酷。しかしハードだからこそ、ステージの上では、喜びも悲しみも希望もすべてを踊りにたくし、思い切り羽ばたくことができる。それが人々の感動を呼び起こすのだ。そんなバレエ界の現実を切り取って見せるのは、名匠ロバート・アルトマン。群集劇で類まれな手腕を発揮する御大らしい力作だ。（斎藤 香）

若者の青春を描くのに、
バレエは必要だったんだろうか？
ダンスシーンも中途半端だったし、
ストーリーもいまひとつ。

ストーリーはあまりありません。主人公の母親やＢＦが出てきますがあまり関係ないように思います。
バレエ世界は、やはり独特で特殊です。
生活の中心にバレエがあり、そこで生き残るにはほんの一瞬の油断もならない。振付師と喧嘩など成立しようもなく、
代役が常に自分の後ろで同じパートを踊っている。怪我をすればすぐに代役が出る。
嫉妬や争いのネタになりそうな話が日常茶飯事的に「そういうもんさ」とばかりに受け入れられている。
酔って吐きそう、とダンサーが嘆く吊ったロープで演じるバレエは、演じる方には残酷なほどなのに
絶賛せざるを得ない美しさがある。こんな衣装はないだろう、男が出産なんて変だろうと思うところも、
実力のある振付師にかかり、彼らの言うとおりにすると説得力のある美しさを持つ。
ダンサーとは「実行する人」で、美を創作する人（振付師）は絶対といったかんじですが、
そこは若く行動力も演技力もあるダンサー達。
ちゃんと実力行使で擬似演技して笑いとばす場面もあります。
非常に美しく、おしゃれなパーティ・シーンなどがあり、
この世界を目指そうという人にも、バレエ好きにもお勧めです。

まずダンスのシーン。そのダンスのストーリーや背景などが何も分からずただモダンを踊られてもとくに画面で見る分には何も伝わらない。
出演ダンサーの力不足もあると思うが、これではダンスの垂れ流しのようだと感じた。なんの説明もなく流れるストーリーでももっと引き込まれる映画はたくさんあるがこの映画には見ているものの感情への配慮が何もなく流れに乗れない。中途半端な演出に中途半端なドキュメントのタッチでまるで学生が撮った作品のようだった。
正直買って後悔した。

さっそく見ました!!私もバレエをしているのでリハーサル風景や
色々な意見の食い違いなどどこも同じなのだなぁと実感しました。
バレエの裏側の大変さやひとつの舞台ができるまでの過程など、
よく分かり、（ストーリー性は確かにいまいちかも？）
バレエというものが細かく忠実に描かれていると思います。
もっともっと見たくなります！！！

公演までの日々が淡々と描かれる
あくまで、バレエ・カンパニーが主役の映画。
ベテランの苦悩やアクシデントなどはあるけど、
あくまで、淡々と。
そこがいいです。