バレエ教室（子供のおけいこ）

マラーホフが西側で活躍をはじめた92年ドイツでの映像です。
「ニジンスキーの夕べ」というプログラムの公演とリハーサルを収録、マラーホフへのインタビューも収録されています。
24歳時の貴重な映像です。確かに、カメラ１台では天才ダンサーたるマラーホフの跳躍や動きをすべてとらえることはできず、画面が見切れている練習風景もありますが、テクニックの高さによって完璧な表現力を追求しているマラーホフのバレエの魅力はしっかりととらえられています。練習風景は特に、昼間の明るい光の中で行われているのでマラーホフの表情や動きの細かなところまでが映像に残っていて貴重です。
ナルシスの練習での表現の深遠さ、バヤデールのレッスンが印象的。
ばらの精での相手役は、マイ・ベスト・セレクションにも収録されていたキヨコ・キムラさんでした。
他のマラーホフの映像作品もDVD化して欲しいものです。

'92年度ドイツ撮影のDVDです。マラーホフは金髪｡VTRの「ブラボーマラーホフ」より格段に映像は良いです｡「ブラボ〜･･･」に収録のブルーバード、グラン・パなどの映像はこちらでも使われてて良く見えます｡ただ、カメラは基本的に1つで、画面がきれたり観づらい部分があります。
インタビューのときマラーホフがビール飲んでタバコすってたのが記憶に残ってます。彼の容姿（ピアスを2つもしていたり）動作(パートナーといちゃついてたり)、ダンスにもまだ若さが感じられます。
収録されているのは「薔薇の精」(ステージとリハ両方含む）「バヤデール」(練習風景・ヴァリアシオンのみ）「レ・シルフィード」」(ステージ・ヴァリアシオンのみ）「ラブ・ソングス」(フォーサイス振付・練習風景のみ)「ナルシス」(リハとステージ)途中に幾つかインタビューや作品解説が入るという構成｡
バヤとかナルシスのリハでは、青いレオタードに上にぶかぶかの練習着をつけていて(大工か鳶職人のようだった)、せっかくの長くしなやかなマラーホフの足が見えなくて残念でした｡
ただ、昔のマラーホフをみたいというファンにはVTR「ブラヴォーマラーホフ」よりまずはお勧め｡　ということで、マラファンの好意的評価も入れ評価吊り上げて星４でございます！

　このDVD発売時（2003年）には既にビックネームとなっているマラーホフですが、映像は彼の亡命まもない24才のものです。まだ初々しい少年のムードを残した笑顔がとてもステキでした。本当にきれいな金髪と青い目に透明な肌、「ナルシス」とは何とナイスなタイトルをつけているのだろう・・・とそのセンスに脱帽します。「ナルシス」「バラの精」のパフォーマンスが部分で見られる他、練習風景とインタビューが収録されています。舞台のダンスももちろんすばらしいですが、彼の素顔が垣間見られる練習風景が大変に印象的です。白いレオタードに青いニットなど彼の容貌を引き立てる美しい姿で、しなやかな跳躍と正確なテクニックを見せてくれます。