英国ロイヤル・バレエ
ブリテン:「パゴダの王子」全3幕
人気ランキング : 38964位 定価 : ¥ 4,900 販売元 : ワーナーミュージック・ジャパン 発売日 : 2005-06-22 発送可能時期 : 通常3〜4日以内に発送 価格 : ¥ 4,900
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ロマンチックです |
振り付けはケネス・マクミランです。お話は主人公のローズ姫と、その姉の策略と呪いにより、醜いサラマンダーに変身させられた主人公の王子が苦難を経て、元の姿にもどり、幸せになるというものです。
ローズ姫はダーシー・バッセル、王子はジョナサン・コープ、そして、意地悪な姉はフィオナ・チャドウィックです。
どのシーンも素晴らしかったのですが、特に2幕の目隠しをされたローズと、そのときだけ人間の姿に戻った王子のパ・ド・デュがうっとりするほどロマンチックでした。あと、意地悪な姉のフィオナ・チャドウィックも、とても底意地の悪い感じがでていて、おもしろかったです。演技力があるのですね。
それから、ローズを折々助ける道化の役は、当初熊川哲也を想定して振り付けられていたようで、実際評判も良かったようですが、足の怪我によりサイモン・ライスという方が踊っています。サイモン・ライスも良かったですが、熊川哲也の道化も観てみたかったかな。DVDの特典映像のケネス・マクミランのポートレートも大変興味深かったです。ケネス・マクミランの奥様がお話をされています。天才のマクミランも苦労したのだなあとしんみりしてしまいました。