ランチベリー(ジョン)
白鳥の湖*バレエ音楽
ヌレエフの回転が凄い |
黒鳥のシーンでは、聞きなれない曲が使われていました。32回転のところは、後半で、ヌレエフがアップになって、ヌレエフがぐるぐる回り始めます。早送りの高速スピードのようにこまみたいに回っています。
ヌレエフの、メイクがちょっと濃いです。
なぜか、非常にたれ目に目の輪郭を書いていました。
フォンティーンは、王女よりも鳥(白鳥)っぽいしぐさをしています。
2幕の冒頭で、湖を進む白鳥のようなポーズでフォンティーンが現れますが、フォンティーンの顔をした白鳥が泳いでいるようでした。
黒鳥のラストで「してやったり!」とわははは!と勝利の笑い顔がチラッと映るのですが、それが印象的でした。
それと、ラストは、ふたり別々に(?)波にのまれて別れ別れになってしまうような悲劇的ラストでした。
ロットバルトがスキンヘッドでどう見ても怪しげ。3幕で王妃様の隣に座っているけど、これを誰も怪しまない・・というのも、何とも不思議な光景です。
れっきとした「バレエ」のDVD |
「バレエ音楽」なんて書いてあるのでひたすら指揮者とオーケストラが映っているだけだと思うと大間違いで、ちゃんとバレエが映っています。しかも、ヌレエフとフォンテーンという大物コンビで。
古いフィルムからデジタル映像化したらしく、かなりどぎつくぎらついた感じになっていますが、ヌレエフの超人的な動きが好きな人はそんなことに構っていられないでしょう。