バレエ教室(子供のおけいこ)、バレエ上達のDVD,吉田都ほか

ロイド=ジョーンズ(デビッド)

チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」

チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」 人気ランキング : 26156位
定価 : ¥ 4,900
販売元 : ワーナーミュージック・ジャパン
発売日 : 2005-02-23
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真実の愛とは?

『白鳥の湖』の有名な旋律と共に現れる巨神ゼウスのような半裸の男性像。最も良くこの演出を特徴付けるとすれば、激しい違和感を伴うこの場面だろう。ホモ・セクシャル、バイ・セクシャル、近親相姦、これらの様々な欲望の中で、真実の愛が、王子をかばおうとして、殺害された娼婦に象徴されるとすれば、これほど皮肉な展開もないだろう。最後の場面「アポトーシス」は、本来は、夢からの覚醒という意味だが、同時に、死をも意味している。結末は、もう既に述べられたも同然であろう。
普通の「白鳥の湖」を期待する方には、到底、お勧めできない作品である。戦慄さえ覚える内容である。

買うつもりはなかったんですよ・・・。でも買っちゃった!

というか、よく知らなかったんです。
マシュー・ボーンという人が白鳥の湖を、白鳥を男性のみにするという演出をして、
「リトル・ダンサー」に出てたアダム・クーパーが白鳥を踊っていて、
世界的に人気があって、来日公演もしてて・・・。
というくらいしか。
個人的に、昨年はオペラを観たので、今年はバレエを観に行きたいな〜
なんて、軽い気持ちの起こっているとき、中古DVDショップに行ったんですね。
・・・あったんです。これが。
値段を確認して「・・・う〜ん」と悩み、
こんな私よりももっとこのDVDを手に入れたくて、煩悶している婦女子がいるに違いない!
と思い、2日間ほど様子を見て、
・・・まだある。ので買っちゃいました。
そして、観ましたよ。よかったんですよ。心にグサグサきました。
まず、舞台なのにDVD用なカメラワークがされていたのに「へぇ〜」と関心。
でも群舞は引きで見たかったところがありましたが。
白鳥・王子のダンス、すごい。きれいで、心に迫ってきます。
でも私が一番堪えた(?)のが、王妃のキャラクターです。
多分、王妃は息子である王子のことを愛しているのですね。
だから、ふがいないところに腹が立つし、孤独で寂しがっているのも知っている。
でも優しくできない。うっとおしくさえ思ってしまう。
王子に近づくガールフレンドも、彼女なりにいろいろ葛藤があったりして。
なにかと、男性白鳥やゲイというイメージばかり話題になってしまうようですが、
なかなかどうして女性という性も描けていると思います。
元のチャイコフスキーの曲がすばらしく、演奏もよいので、
家事のときに聴いて、時々画面をチラチラと鑑賞しています。
こんな風に、体が動いて自由にダンスできたらな〜と、
ちょっと体を動かしたくなってしまうDVDです。

はまってます

「リトルダンサー」のラストに登場したアダムクーパーを
見て以来、アダムとバレエに興味を持った者です。
アダムは大勢の白鳥の中にいても、存在感が際立っていますね。
鍛えられた体もそうですが彼の場合は目が特に印象的です。
あの目で見つめられたら男女関係なく好きになってしまうかも。
ラストは辛い日々の中でようやく見つけた心の平和を失くした
王子がかわいそうで・・・泣けます。
何度見ても胸にグッときます。
男性ばかりの「白鳥の湖」は力強くそして美しいバレエでした。

首藤さんごめんなさい

2003年の公演の時、ワクワクして劇場に行きました。
それなのに・・・スワンは首藤さん・・。
彼はおそらく素晴らしいダンサーなのでしょう。
でも私にはストーンズのコンサートに行って、
ミックの代わりにアホの坂田が出てきたくらいのショックでした。
後ろの席のオバサンの「全然存在感が違うわね、がっかりよ!」
の言葉が胸に染みました。
アダム・クーパーのスワンは最高です。
恵まれた肉体。その表現力。そして存在感!
違う舞台で生アダムは拝見しましたが、
やはりスワン役のアダムを生で観たい!
そういう気持ちにさせてくれる作品です。

アダム・クーパーの見事なスワンを堪能

これがうわさのマシュー・ボーンの「スワンレイク」か・・・
2005来日公演前にと思って、アダム・クーパーのこのDVDを観たのだが・・・予想を超えるすごさ。2003年来日公演を逃してしまったことをただただ後悔。
ザ・ストレンジャーもかっこいいけど、アダムのすばらしさは何と言ってもザ・スワンだろう。たくましく、力強く、そしてせつなく、妖艶に踊るスワン・・・セクシーと一言で片付けてしまうのはもったいないような彼の姿に愕然とした。特に第2幕のラストの踊りがすばらしく、何度も何度も見直して、その都度感動している。
ペアでは、女性とのものより王子が相手のときの方が一段とザ・スワン、ザ・ストレンジャーともフェロモンが増しているのもおもしろい。
あんな美しいスワンにあんな妖艶な舞を見せつけられたら、いくら王子でも一緒に踊りだしたくなるだろうし、一緒に踊ったらたちまちその虜となってしまうだろう。。。
生(舞台)に勝るものはないとは思うが、当時はまだ20代半ばだったアダムのすばらしい肉体、表現をこうして今も繰り返し観ることができるというのは、このDVDならではの醍醐味ではないだろうか。
王子役のダンサーさんがちょっと年齢いってますが、演技が上手です。
第3幕では、大人〜な素敵なダンスを魅せてくれてます。
細かい点はさておき、これらアダムの魅力が味わえるDVDがこうして再販されたのはうれしいかぎり。
音もとてもよいと思いました。

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