バレエ教室(子供のおけいこ)、バレエ上達のDVD,吉田都ほか

ロイド=ジョーンズ(デビッド)

チャイコフスキー: バレエ「白鳥の湖」〜 アドヴェンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ

チャイコフスキー: バレエ「白鳥の湖」〜 アドヴェンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ 人気ランキング : 49877位
定価 : ¥ 6,300
販売元 : ワーナーミュージック・ジャパン
発売日 : 1999-05-26
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???すべてのバレエの中で、もっとも有名なうちの1つに入るのが確実な「白鳥の湖」。これまで、さまざまな解釈と演出がほどこされてきたが、注目したいのは、このマシュー・ボーン監督・振付によるヴァージョンだ。
?「白鳥を男性が踊る」というアイディアそのものがまず斬新だが、普段われわれが目にする「白鳥の湖」との違いは、ただそれだけにとどまらない。通常のプロダクションだと、王妃は飾り物のような存在。しかし、この作品においては白鳥、王子とともに主要な役割を務める。もっとはっきり言うと、彼らの間の三角関係がストーリーをひっぱる。王子は母親を恋愛の対象と見ている。そして、男性であり動物でもある白鳥に誘惑されると、その魅力にもひかれていく。一方、白鳥は王子を自分のものにする手段としてなのか、あるいは本心からなのか、王妃にも近づく。王妃は、軍人たちと戯れるシーン(第1幕)でもほのめかされたように、恋の遊びには積極的なほうだから、むしろ自分からその誘いに乗っていく。悩み、苦しむのは王子という構図だ。
???振り付けはクラシック・バレエ、モダン、ショー・ダンスなどを組み合わせた現代的なもの。白鳥を演じるアダム・クーパーが妖しい魅力を振りまいている。時代設定は定かでないが、アッパー・クラスのファッションは1950年代風、社会の規範の外にいる男女のファッションは1960年代風。秘密クラブのシーンをはじめ、随所にゲイ・カルチャーからの影響がみられる。(松本泰樹)

感動の缶詰・白鳥がいっぱい

2003年春に来日公演を果たしたAMP版「白鳥の湖」。
その魅力にやられたのは私だけではないでしょう。
公演終了後はすっかりスワン・ロス状態になり、
このDVDで感動の記憶をたどる毎日です。
このDVDに収録されているのはオリジナル演出版とも言える
ヴァージョンなので、ごく細かい部分が今回の来日公演と異なります。
私は4幕は来日公演の実際の舞台のほうが良いと思いましたが、
3幕はこのDVD収録ヴァージョンのほうが素敵です。
タップダンスの素養があるアダム・クーパーの高速回転コーダは必見です。
また、来日公演では王子役で出演していたアンドリュー・コルベットが
スワン役&エスコート役で出演しているのを探すのもなかなか楽しいです。
撮影の手法も工夫されて?!??り、特に王子の心理描写が巧み。
改めて「こんなに深い物語だったんだ!」と感心しました。
私はアラン・パーカー監督の「ザ・ウォール」を思い出しました。
ただ最近のDVDに多い特典映像などの「おまけ」はありません。
それがあれば一家に5枚ぐらいあってもいいような、もっともっとうれしい
アイテムになったことでしょう。

本物の白鳥!アダム・クーパーは必見!!

2003年の東京公演を見た後、即買いでした。
ストーリーはまったくおなじみのものと違うので、最初はびっくりしました。
歌や台詞のないミュージカルモダンバレエ?といった感じです。
白鳥のビデオを繰り返し見て練り上げられたという振り付けに納得。
女性が踊るより男性が踊るほうがあっていると思います。
アダム・クーパーが踊る白鳥はひときわ雄雄しく、美しい。特に腕の動きが優雅で他のダンサーとは一線を画していると思います。白鳥の衣装が上半身裸なので筋肉の動きが見えてグー。
そして彼の黒鳥がワルでセクシーなので魅了される女性続出。ほんとに白鳥と同一人物?と思えるほど演技力というか雰囲気力あり。彼はなにしろ手足が長く、上背もあるので舞台で映えます。
2幕と3幕を繰!り返し見てしまいます。

見ないべきだったか???

AMPの「白鳥の湖」の日本公演があると聞いて、どんな物かと
思って見てみました。
クラシックバレエは大好きでよく見ますが、コンテンポラリーは
ほとんど見ないので、AMPというカンパニーさえ知りませんでした。
(アダム・クーパーはロイヤルバレエにいたので知っていました。)
でも、この作品は、コンテンポラリーダンスとも違う、台詞のない
ミュージカルと言うか、ケン・ラッセルの映画を見ているような
不思議な何とも表現のできない舞台です。
このビデオを見て、是非、生の舞台を見たいと思いましたが、もし
見ないで行ったら、あまりのショックで家に帰りつかない所でした。
全体的に「エリザベート」を彷彿させる舞台でした。今の英国皇室
にも通じるものがありそうです。このアイロニーは、さすが英国)
日本公演は、アダム・クーパーの役を首藤康之さんが演じられるよう
ですが、今から楽しみです。
ただ、男性同士で来ている方の隣には座りたくないかも…。
カップルで行かれる方は、彼を白鳥に取られないように気を付けた方が良いですよ。

AMP「白鳥の湖」

音楽はクラシックにひたすら忠実ですが、振り付けやストーリーが大幅に違い、主にモダンバレエなので体の重心を横にずらす振り付けが多かったです。
また男性だけの群舞やパ・ド・ドゥ等が有りますが、これは好みが分かれるところでしょう。
声の無いブロードウェイミュージカルみたいで、脇役の衣装も広がったドレス有り、ストリートガールみたいなのも有りで楽しめます。
私が気に入ったのは、クラシックでいうと1幕1場の「パ・ド・トロワ」にあたる場面です。舞台上に舞台を造って、「クラシックバレエを出演者が観劇している」という大掛かりなシーンです。シルフィードや悪魔が出演するコメディの舞台で楽しかったです。
今度、日本公演がありますよね。見に行く前に予習されても良いと思います!

繰り返し観てしまう不思議な魅力!

私も映画「リトル・ダンサー」から、このマシュー・ボーン率いるアドヴェンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ(AMP)の「白鳥の湖」に辿り着きました。とにかく素晴らしい!アダム・クーパーら男性ダンサーによる白鳥は、見事にその力強さと美しさを表現しています。
ダンサーたちのダンステクニックと演技力に魅せられ、レズ・ブラザーストンの美術の美しさにため息・・・。
2002年4月に、「ザ・カーマン」で初来日するAMPの舞台を観るまえに、ぜひ!観て頂きたい作品です。
「ザ・カーマン」で主役の二役(ルカとアンジェロ)を踊るウィル・ケンプは「白鳥の湖」収録当時は18歳。彼の踊るビッグ・スワンやイタリアンエスコート、ポップアイドルなどをチェックして見るのもお勧めです。この群舞経験後、主役の「スワン」に抜擢されるのが頷けるダンサーです。バレエ、ダンス、ミュージカル、そして映画ファンの方はぜひ!ご覧になってください。

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