バレエ教室(子供のおけいこ)、バレエ上達のDVD,吉田都ほか

ボリショイ・バレエ

イワン雷帝*バレエ

イワン雷帝*バレエ 人気ランキング : 73774位
定価 : ¥ 6,090
販売元 : ジェネオン エンタテインメント
発売日 : 2002-02-22
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群舞とムハメドフのキレが”稲妻”のように凄い・・・・

パリとボリショイで見比べてみました。
本家の群舞はやはりロシア独特の俊敏な動き、テンポとダイナミックさがありました。
ムハメドフはう?ん 上手いですねぇ!!
踊りの技術も演技も素晴らしく唖然としてしまいました。
迫力もありますし目つきも凄まじい。
アナスタシアももう少し若ければ・・・と思いましたが 
個人的には「たおやかさ」「孤独なイワン4世を支える母性と知性の女性」
といった 私のアナスタシアイメージで こっちの方が好みです。

クルブスキー役のタランダはこれまたあくが強いです。
彼、好きなのですが、クルブスキーのイメージが恋に破れて悩み、堕ちていく青年貴族というイメージのせいか タランダだと謀反起こしてイワンやっつけそうなオーラがある・・・・
あくまでも個人的な感性ですが・・・
さらに蛇足
個人的にはムハメドフの”クルブスキー公”役が観てみたかったです。
スパルタではクラッスス。
※彼はマッチョで技術抜群なのですが
 雰囲気はロメオなど”青年系””貴族の若者”が ハマッテタ感がありました。

皇帝の苦悩と孤独がテーマ

〜配役は、
イワン4世 イレク・ムハメドフ
妃のアナスタシア ナタリア・ベスメルトノワ
アナスタシアを慕うクルブスキー公 ゲジミナス・タランダ
です。
落ち着いた色調の舞台装置に仰々しい音楽、全体的に荘厳な感じのする舞台です。貴族達の長いマントや豪華なドレス、庶民男性の短衣や女性のグルジア風の衣装が独特の雰囲気を出していて素敵です。$N〜〜$話の展開はスピーディで群舞がとにかくすばらしい。皇帝の即位や敵の襲来など重要なイベントが起こるたびに民衆の感情が群舞で表現され、また進攻してきたタタール人と彼らにとりついている死神、戦の女神に導かれるロシア軍との対比など、見事です。
ムハメドフの踊りの力強さとダイナミックなジャンプはもちろんですが、登場するだけでこの人が皇帝に違い〜〜ないと思わせるだけの威厳があり、もう目が釘付けです。ベスメルトノワも落ち着きと思慮深さの感じられる踊りで(遠目には可憐ですし)役にふさわしいように思います。タランダはちょっと演技力が足りなくて、だだだだーっと走っているように見えてしまうのが残念で、星一つ減点。
王子様お姫様のファンタジックな作品が苦手な人にもぜひ。〜

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