村に来たバレエ団の踊りに魅せられた”馬さん”が、町のバレエ学校に入学し、バレリーナをめざすという人生ならぬ、馬生を描いたものです。人間をただ馬に置き換えたというだけで、憧れ、チャレンジ、偏見、失望、努力、思いやり、達成感など、人生におこりうるあらゆることがこの1冊につめられており、大人が読んでも楽しめます。