守山 実花
食わず嫌いのためのバレエ入門
興味を持てるかどうか |
作品解説等はは面白かったのですが、最初の取っ付きがいまいちなので、あまりバレエを知らない人にこの本を
貸しても興味を持ってくれるかな、と思いました。
詳しい者が上に構えているようなのをやや感じるような所もあります。
最初から説明ぽいと引っかからないかなと思いました。舞台用語がいきなり出て来たり、ちょっと不親切かも。
これはこんなにいいんだ、と著者一人で盛り上がってる感じで、何も知らない読者の興味を引くように引張って
行く感じではないのが残念です。
新書と言う形態からか、どうも硬くて説明ぽくなってしまうのか、同じ入門書なら同著者の「バレエに連れてって」の方が
カジュアルで読みやすかったです。
国内、海外の劇場紹介は面白いです。国内の劇場が、東京のほんの数件と言うのが残念でした。
東京近郊の人対象ばかりでなく、主要都市の主な劇場だったら、全国にこんな劇場があるのか、と面白かったかも知れません。
食わず嫌いのためのバレエ入門 |
全然わからない人でも、読むごとにバレエ好き!すぐ観賞したくなる1冊。
バレエに偏見持ってないと思っていたけど、バレエに対するイメージを含む
症状別で「あーそうそう」なんて意外にも該当することがあり驚き。
「バレエ〜」と娘を教室に入れる時に呆れ顔の主人に、すぐにでも読んで頂きたいと思った。
バレエを観るマナーやお勧めガイドも盛りだくさんで、お初でも躊躇すること
なく行けそう。是非行きたーい!
しかし我が家は小さい子どもがいて今すぐはDVD、トホホ。
せめて2人だけの時に知っていれば…ね。