クララのバレエ・レッスン〈2〉センター・レッスン&ヴァリエーション
☆センターレッスンを始める人にお勧め☆ |
大人になってからバレエを初めてまだ半年の私。バーは何とか形になりつつありますが、センターになると全くチンプンカンプンで困っていました。特に足の動きと手の位置が・・・。近所の本屋にもなかなかバレエの本がなく・・・。そんな時にこの本をネットで見つけ、即購入しました。センターレッスンの基本の動きが丁寧に解説され、とても助かっています。また写真もワンシーンごとに載っているのでいいと思います。
いい本だと思います |
レビューの内容は〈1〉に書いたこととほぼ同じです。
ただ単にレッスンを受けるのに比べ、知識を頭に入れてそれを実践しようとする意識をもってレッスンを受けることは上達の近道であり、
また"バレエのような踊り"ではなく"バレエ"を踊ることの助けになると思います。
知識があっても実際に動いてみなければよく分からないことはもちろん多いですがそこは本の領域ではないと割り切ると、この本は本としては最高の物なのでえはないかなと思います。
まず、1.写真が悪い例とよい例を示してくれている
2.モデルの女の子が美しい(なんだかんだいってここはかなりのポイント?)
今書いたことは子供向けの本の特質なのかもしれません。特に1.のお陰でかなり分かり易いです。
手ごろな値段でこの分かりやすさ
子供にはもちろん大人の初心者にも
ぜひ(1)(2)セットでそろえましょう、とお薦めしたいです。
ただ内容は限られていて、全てのパを網羅しているわけではありません。
バレエを習っている人には |
センターの動きを、写真とイラストで丁寧に解説してくれているので、今現在、バレエ教室に通っている人が参考にするには、ピッタリだと思います。ポール・ド・ブラや、アダージョも、いつものレッスンにプラスすれば、もっと上達できそう。また、綺麗なポーズを写真で見て、自分のポーズを修正したりもできちゃう!ここに掲載されている以外のヴァリエーションや、グランワルツの続編が出版されればいいなぁ。
クララのバレエ・レッスン(2) |
全ページが、写真入りで丁寧に説明をしているため、子供から大人まで初心者にとって、とってもわかりやすく、見ているだけでわくわくしてきます。
バレエを習っている人はもちろん、習ってない人でもバレエ好きな人にとって、いろいろな用語とそのポーズも写真で覚えられるので見ているだけでもすごく楽しい本です。
私は、バレエを習っている娘のために買いましたが、いろいろな用語とポーズがわかるようになって、娘との会話もはずみ、バレエのビデオを見るのがもっと楽しくなりました。
バリエーションを踊りたい人に! |
最初の方はセンター、中くらいにポアントの履き方が載っていてその後は
ポワントワークの上級編になるのでしょうか。ドン・キホーテのキトリのバリエーションやジゼル、フロリナ姫、メドゥーラ、ペザントなどのバリエーションが舞台の位置から事細かに紹介されていて思わず踊りたくなってしまいます。最初のセンターではパンシェやアダージォ、おなじみのジュテ、アッサンブレ、パ・ド・シャなど。ピルエットを上手く回る練習のコツものっています。わたしはこれを読んでなるほど…と思いました。トゥ・シューズを慣らす足の訓練法も載っていて、私もはやくポワントを履けるようになりたいと思いました。写真もいっぱいで絶対損はしないです。お薦め。